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トルコ料理

世界津々浦々、様々なお料理がありますが
皆さん、世界3大料理ってご存知ですか??
中華、フレンチ、そしてトルコ料理といわれています。
フレンチと代えて、イタリアン又は我らが日本料理を挙げる場合もあるようですが
トルコ料理は不動。
今回はトルコの家庭料理を教えていただきました。

まず、びっくりしたのはナイフの使い方。
まな板は一切使わないし、常に刃は上にして食材を切っていきます。
粗みじんくらいならナイフ一本でやってしまいます。
見ているこちらがヒヤヒヤものでした・・・ 
ナイフ自体、恐ろしく切れ味が悪いので可能なんでしょうけど
日本の包丁だと、スパッと違うものが切れていそうです・・・・
あと、塩の多用。
日本料理も塩分がきついほうだと思うけど、更にその上をいく塩使い。
とにかく、入れる量がすごかった~ 病気になりそうだわ・・・

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トルコではナスをよく食べるそうです。
メインは “カンヌヨルク”
日本語に訳すと“切腹ナス”
その名の通り、丸ごと1本のナスに一本切れ目をいれて蒸し焼きにし
柔らかくなったら、トマトで煮込んだ
ミートソースをつめて
更に蒸し焼きにして仕上げます。

添えは “トルコライス”
お米は洗わずに塩を入れた熱湯にひたして、最低30分。
ザルにあけ、今度は水が澄むまでよく洗います。
米1合に対し2合の水を沸かして、大匙2弱の塩と同量のサラダオイル
そして洗ったお米をいれて、15分グツグツと煮て15分たったら火を止め
30分蒸らして出来上がり。
味も食感も水加減を失敗した(水の量が少なかった)おかゆといった感じでしょうか。
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こちらはトルコ風トマトサラダ。
玉ねぎをスライスして塩もみ。
トマトはざく切り。
お皿に盛ってオリーブオイルを
まわしかけ、日本でいう“ゆかり”のような感じのトルコのハーブとドライミントの粉末をかけていただきます。


あと、写真が上手く撮れていなかったのですが
“ジャジュク”というきゅうりとヨーグルトの冷製スープも教わりました。
きゅうりをスライスしてガーリックパウダーと塩、ヨーグルトを入れて混ぜ
少しの水と氷、仕上げにブラックペッパーをかけて出来上がり。
日本人だとヨーグルトって甘いもの、デザートの感覚が強いので
塩味のヨーグルトにはかなり抵抗を感じると思います。
それにかな~りしょっぱいんですよ。
カンヌヨルク(切腹ナス)との相性がばっちりとのことで
ナスとこのスープを交互に食べるのが通だそうです。

私は車で伺ったので飲みませんでしたが
“ラク”というトルコのお酒も振舞ってくださいました。
この“ラク”、ブドウを原料にアニスで香りづけした蒸留酒で
香りを嗅ぐと、喉の奥に刺激がくるくらいアルコールも香りも強いものです。
日本にはちょっとないタイプのお酒。
お水で薄めるとカルピスのように白く濁り、甘い味がするんですって。
別名“ライオンのミルク”っていうそうです。

急に思いついて作っていったので・・・恥ずかしいのですが私が持っていたお料理です。
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鶏手羽元のオレンジ煮。
トルコはイスラム教を信心している方がほとんど。
なるべく豚肉は食べないようにいているようなので鶏にしました。
あと、写真がないのですが
手羽先の黒ビール煮込みも持っていきました。

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和食の定番、かぼちゃの煮物。
ピーマンとちりめん山椒の炒煮。
先日作った実山椒を使ってちりめん山椒を常備菜にしていたので
ピーマンと合わせてみました。
手前にあるのは
そうめんかぼちゃの酢の物。
そうめんかぼちゃときゅうり、きくらげ、あとはアクセントにグレープフルーツを入れて仕立てました。
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日本のナス料理の紹介もかねて
“ナスの揚げびたし”
千切りにした旬のみょうがをたっぷりのせてみました。

お料理を気に入っていただいたようで、今度は私が日本の料理を教えることになってしまいました。

どうしよう・・・あんまり手の込んだものもね・・なんせ英語で説明が上手くできないし~~
この時期だから冷奴とか? ダメ??
by fleurdefleur | 2008-07-24 11:33 | グルメ
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